いつか転職してもいいと思っている人・今すぐ人を採用したい会社のマッチング。

「すごいぞ、●●●ーー●!!☝️」でおなじみになった中途採用のダイレクトスカウト

スキルや経験値の高い、優秀な人を採用したい企業側が「数多くの候補者リスト」に自らアクセスし履歴書など個人データを見てアプローチをかけるもの。

候補者リストには、

「今、転職ありきで活動している人(顕在層)」

「積極的に転職活動しているわけではないが、今よりいい会社が見つかったら転職してもいいと思っている人(潜在層)」

の両方が載っている。

とても考えられたサービスで出てきた時は、「!!! ☝️」と思った。

中途採用方法の選択肢に入れても良いですが、使うにあたり、以下を理解しておいた方がいいと思います。

・リスト掲載中の候補者が必ずしも顕在層と限らないこと(潜在層も交じっている)

候補者には数多くの企業からたくさんのアプローチメールが来ていること

・企業側が選考する(選ぶ)ということではなく、候補者も企業を選ぶ権利があり、あくまでもマッチング要素が強いということ

・「リストから候補者を選抜し候補者にメールでアプローチする」のに意外と手間がかかり、採用担当者に業務負荷がかかる(担当者が複数名いるか他の業務がなく専属担当にするなど組織対応できないとあまり効果は見込めない)こと

・候補者へのメール、日程調整、面接、面接後フォローなどは自社でやっていく必要があること(様々な代行サービスもあるが、結局は「人と人」のことなので微妙なニュアンスもあり、一筋縄にはいかないところもある。「出会い系マッチングアプリ」(使ったことがないので勝手な想像だが)で相手へのアプローチメールや日時場所調整を代行してもらう様なイメージか??)

ちなみに、僕も同社サービスや類似他社サービスを使った経験があるが、100名の候補者にアプローチのメールをしたとして2-3名から返信があるかどうかという確率

1名採用するのに200名アプローチすれば決まるかもしれないし、1,000名アプローチして1名も採用できないかもしれない。

「人と人」と書いたのは、候補者が最終的に転職先を決めるにあたり、諸条件はもちろん大切であるが、最終的にはその会社の人(採用担当・配属先メンバー・同僚・経営陣など)の人柄や雰囲気で決めることが多いためだ。

感覚的な話だが、僕が約7,000名と面接してきた中でおよそ7割強くらいの人は最終的に1社を決める理由に「人・社風」と答える(僕は面接で必ずと言っていいほど質問してきた)。

いずれにしても、企業が「採用」の理解を深め、「採用力」を上げるためにチャレンジしてみても良い取り組みの一つだとは思う。

日本の人口は、2050年には今より約25%(約3,300万人)減ると予想されており、有史以来初の急激な人口減の時代を迎える。

少なくなっていく人(社員)を会社にとって、「人材」(会社にとって業務をこなすためのツール)ではなく、「人財」(人が会社をつくるという意味でまさに会社の財産)に変えていきませんか??

採用や育成、人員体制の作り方など、お困りの方は、「LINKER」に相談してみてはいかがでしょうか??

それぞれの会社にマッチした方法を一緒に併走して悩み・考えます!!

候補者・社員と企業が相互に求める能力・スキル・経験・理想をマッチさせ、日本全体がより効率的・効果的に良いサービスや事業を生み出していけるよう皆で頑張っていきましょう!!

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