なかなか社内で活発な意見がでないとお悩みのあなたへ。「ファシリテーター」を活用してはどうでしょうか?

浅草にて。壁面にワンカップと昔の映像。昔のアイドルは当時のファシリテーターだったのか。

皆さんは、「ファシリテーター」という言葉をご存知でしょうか?

会議や議論、プロジェクトなどの集団活動においてグループが共通の目的を理解し、協力することで目的達成すべく支援する行為(ファシリテーション)を専門的に担う人のことである。

具体的に以下などが求められる。

・議論の中で、参加者の様々な意見や考えを公平に扱い、特定の側に立たない

・自分が意図する落とし所に参加者たちを誘導せず、中立を保つ

・会議の中で現れた意見の相違について、合意に達するよう支援する

以前、心理的安全性の話をしましたが、関係者が複数の場合には特に誰もが自由に安心して発言できる場を作るためにはこのファシリテーターの役割がとても大切になっています。

これまで、「公・民・ベンチャー」という組織に在籍し、都度、社内外利害の反する人やグループの間に入り様々な意見を集約し、ぶつけて新しい方向性を導く合意形成のための仕事をしてまいりました。

もちろん成功だけでなく、うまくいかず失敗することも多々ありました。

僕は現在、企業・プロジェクトのアドバイザー・事業推進者などを担う中で、ファシリテーションすることを強く心がけています。

皆が絶対に違うと思っているような意見もあえて出し、確認していくことでメンバー間の合意形成を進めるような働きかけなどもその一例です。

メンバーから出てくるどんな小さな意見や思い付きなども多様化している時代では逃すことのできない大切なビジネスの種だと思っている。

今実際にファシリテーションすることで、停滞しがちなプロジェクトも少しずつ前進している。

なかなか、いつも社内会議が活性化しないなどの悩みのある方は、気軽にご相談下さい。ちょっと第三者の視点や仲裁を入れるだけでも何かきっかけになったり、新たなヒントが見えてくるかもしれません!

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