身体が資本。会社も社員の心理的健康が資本。

「心理的安全性」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

書籍なども多数あり、会社のマネジメント研修などで知った人もいるだろう。

端的に言えば、「誰もが安心して何でも言いあえる環境かどうか」ということだ。

「自分の会社は皆仲が良く、和気あいあいと誰とでも話せているから大丈夫!」と安心しきっていると感じる経営者をしばしば見ることがある。

「社員が奥歯に物が挟まったような状態で話していないかどうか」を見抜けなければ、社員が例え発言していたとしても、それは、むしろヤバい状況だ。

誤解を恐れずに言えば、「物言わぬ臓器」で癌が進行しているようなものだと思う。

もし社員が、「経営者を必要以上に持ち上げ嫌われないように」と気を遣って発言している場合、社員には話すたびに見えないストレスがかかり、結果的に会社にとってマイナスに働いていると認識しておいた方が良いと思う。

一方、経営者目線で「社員は会社からお金をもらって働いている立場。お金をもらうとはそういうこと。多少のストレスはあって仕方ない。過剰に社員の言うことを聞く必要はない。」ということに対して一定の理解もできる。

しかし、既に物やサービスが溢れ、必要不可欠なものがない時代において、そんな考えで社員を雇っていても圧倒的に他社と差別化できるビジネスを生むことも維持することもできないのではないだろうか?

「何のために社員を雇っているのか? 何のために会社をやっているのか? 会社をこれからどうしていきたいのか? 」ということの方が大切であれば、自ずと答えは見えてくるのではないか。

一般社員から管理職・執行役員・代表とステップを踏んできた自分だからこそ、引き続き悩み考え、皆と共有していく価値があると思う。

「LINKER」は、そんな難しい課題を皆さんと一緒に考え、実際に取り組み、並走していく会社だ。

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